イベント
毎回好評をいただいております和暦研究家高月美樹さんの季節と色の関係を紐解く講座。
今回は『秋』の日本の四季と色の関係を、いつもながら驚くほどたくさんの日本の色や和暦のこと、また、9月の末に遠野で開催される「季節と色を紐解くWS」に参加できなかった方々への報告会も兼ね、豊かな秋をたっぷりとお話ししていただきます。
https://hayachinenda.org/news/008555.html
「もののあはれ」を感じる秋
秋は花野の季節。ひとつひとつは目立たない小さな花ですが、幾千、幾万のくさぐさの種が受け継がれていく壮大ないのちのめぐりこそが、秋の醍醐味。『真暦考』を著した本居宣長は、「もののあはれとは 命のはかなさや愛おしさを知ること」であり、人が生きるための基礎だと説いています。
「朽葉四十八色」
落ち葉は自然の造形美そのものであり、無限の色の宝庫です。朽ちていく葉に美しさを見出し、昔は微妙な色合いの違いが認識され、染め物の見本に用いられてきました。
自然界の配色はには理由があり、日本の美の源泉は自然界であったことに高月美樹さんの観察者としての視点や多岐にわたるお話から自ずと見えてくる摂理の世界を一緒に感じていけたら嬉しいです。
お会いできますこと楽しみにしております。企画:高木和歌(ソウルブラッサム)